使用済みのプラスチック製容器包装類を最新鋭の光学式選別機により素材毎に選別し、減容品やペレットと呼ばれる再生樹脂原料を生産します。このような方法は「マテリアルリサイクル(材料リサイクル)」と呼ばれ、枯渇資源である化石燃料の使用抑制と循環資源の有効利用を推進しています。
「容器」とは商品を入れるもの(袋も該当します)、「包装」とは商品を包むものに該当します。容器包装リサイクル法では、「商品が消費されたり、商品と分離された場合に不用になる物」を容器包装と定義しています。日本では年間3,500万トン(平成7年度)ものごみが家庭から排出され、埋立地の不足と共に大きな社会問題となり、なかでもその約60%(容積比)を占める「容器包装廃棄物」の減量化、再資源化が急務となっていました。こうした状況を踏まえ平成7年(1995)年、容器包装リサイクル法が誕生しました。エコポート九州では、公益財団法人日本容器包装リサイクル協会より委託をうけ、プラスチック製容器包装の再商品化事業を行っています。